消防団活動の記録2023

2023年総合防災訓練の報告[2023/11/12]

11月12日(日)、大規模改修工事中で中庭側の建物全面が足場と黒幕で覆われる中、「住民参加型 総合防災訓練」を実施いたしました。今回は災害対策委員会が主催の初の試みで、南海トラフ地震を想定し、あえて事前準備は行わず、「住民参加型」で災害時に自助・共助ができることを目的としました。
いつ起こるか分からない自然災害には、日頃からの備えと、住民同士でお互いに助け合える関係を構築しておく必要があります。災害対策委員会では、本部、消防斑、情報斑、救護班、施設安全斑、物資生活斑に役割を分担して、誰もが共助に参加できるよう、「災害対策マニュアル」の作成等を進めてきました。住民の皆様には、災害サポーターとしての参加を常時募っています。
明石市消防局の退院の方による総評では、「実際、災害の規模が大きくなればなるほど、すぐに救助には行けなくなるので、自助・共助による対応が重要であり、今回の様な住民主体の防災訓練が行われるのは非常に頼もしいです。」との評価を頂きました。
今年度の実施結果は、住民の方、子ども9名を含む164名、139世帯のご参加と、安否確認シートの貼り付け344戸(全体の57%)にご協力をいただきました。また参加者アンケートでは、123世帯と多くの方が「水+食料を備えている」と答えていました。今回参加できなかった方も、今一度我が家の防災、備蓄についての点検をお願いします。
今後は、より多くの住民の方に、「住民参加型 総合防災訓練」を体験していただき、南海トラフ地震への対策にも強化して参りますので、皆様のご参加とご協力をよろしくお願いいたします。